取り込んだだけでは終わらない
「e-Stat 政府統計の総合窓口」からダウンロードした「消費者物価指数」のデータ(CSV)をインポートします。
時系列グラフ(月単位)の作成を目的とした例です。
連続性を保つために都合の悪いデータを外します。
時間軸要素が「yyyy年mm月」という形式で連続して欲しいので、「yyyy年度」「yyyy年」を対象外とします(下図の赤字部分)。
「データソースフィルター」を使います。
データ型の確認も重要です。
もっとスマートな方法があると思うのですが、今回は「”1日”」を加えることで、「yyyy年mm月1日」という体裁に変え、日付型に変更します。
(「yyyy年mm月」のままではエラーが出てしまい、変更できませんでした)
合算してたら“解体”
時系列要素と値要素の準備ができたらグラフ作成のために「ワークシート」タブに移ります。
「列」に「時間軸」、「行」に「値」を配置すればグラフができます。
x軸が時系列データの場合、折れ線グラフが自動に描かれることが多いです。
ただ、x軸が意図通りの間隔とならないことがあリます。
今回の場合、年単位で丸められるているのを月単位に変更するために、x軸の体裁を「yyyy年mm月」としました。
また、y軸の値は複数の要素の「合算値」となっているので、必要な要素を取り出します。
まず、「指数」「前月比・前年比」「前年同月比」の合計となっているので「指数」だけにしました。
複数の「品目」の合算値ともなっているので、「品目」ごとの凡例グラフに切り替えました。